★★おせん★★ ドラマ動画 Drama :料理仙姬 日剧

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老舗料亭「一升庵」を舞台に、主人公で修行を兼ねた奉公のために大学卒業の直後にここに勤めることとなった旅館のあととり息子と、そこで寝食を共にしながら超一流の味ともてなしを提供する従業員、加えて女将で普段は天然の飲兵衛姉さんだが天才的な美的感覚で料理から書・陶芸までもをこなす「おせん」こと半田仙が中心となって繰り広げるグルメ人情ドラマ漫画である。時代は現代(概ね2000年代)ながら、下町の風情にいなせな職人気質の大工や極道の親分さんなど、一癖も二癖もある登場人物も多く、その一方で美食から家庭で楽しめそうな食道楽の話題までもを扱う。
主な登場人物
[編集] 一升庵
半田仙(はんだ せん)
主人公 通称「おせん」。老舗の料亭「一升庵」の女将をつとめており、「笠置の弁天桜」との異名を持つほどの美貌でファンも多い。普段は客あしらいを主としているが、時には自ら板場に立って包丁を振るう事も。更には店の食器や看板を自作したり、野菜を自家栽培したりと、とことん店の為、人の為に尽くし、その人や物に対する思いやりを根幹とした美意識から生み出される代物はいずれも超一級品である。それも全ては母親のスパルタ教育による賜物とも言えるが、本人はそれをごく自然に受け止めている。とはいえ、過去の厳しい躾に対する記憶から母親は大の苦手である。
日頃はどこか抜けた性格で、いわゆる天然ボケ(それも重度の)。物や日本文化に対する造詣が深い一方で一般常識が欠落している部分も多く、鍋奉行の意味を知らなかったり、家電製品の使い方も分からなかったりする。大の酒好きで酔い上がりの朝風呂の後にまた酒を欲しがるほど。何かと理由を付けて飲みたがる飲兵衛である。
半田千代(はんだ ちよ)
おせんの母で、「一升庵」の大女将。現在は隠居し、伊豆でライター業を営んでるようだが詳細は不明。女将を引退した今でもその影響力は非常に強く、千代が帰ってくる度に一升庵だけでなく町全体に緊張感が走る。本人は娘のおせんとは違って料理や工芸等は一切できないが、とても厳しく妥協の無い美意識を持っており、千代によって才能を認められた者の中には、その道では知らぬものは居ないと言われるほどまでに出世した者も少なくない。それまで伝統的な料亭として名の通っていた一升庵がさらに広くその名を知られるようになったのも、ひとえに千代が若女将になってからの指導によるものである。
なお「おせん」の連載誌にて、新たに半田千代を主人公としたスピンオフ作品「もの申す」の連載も開始された。担当の若い編集者との食文化のやりとりがストーリーだが、きくち正太の現代食に関するアンチテーゼがメインテーマとなっている。
江崎 ヨシ夫(えざき よしお)
通称グリコ 実家が旅館を営んでおり、父親の縁で修行も兼ねて一升庵の帳場係として住み込みで働くことになる。本編の語り部的な立場として独白シーンも多い。物事に対する知識が乏しくて(と言っても一般人レベルだが)一升庵に来て初めて知った事が多く、そうして得た知識を周囲に得意げにひけらかす事もしばしば。基本的に優しい性格で一升庵を取り巻く人々の複雑な人間関係に共感・同情することも多く、そのせいか周囲の人達からはそれなりに信頼されているようである。おせんと行動を共にすることが多いが、おせんの懐具合を顧みない豪快な骨董買いっぷりには日々頭を悩ませている。
藤城 清二(せいじ)
一升庵の板長。誰もが認める腕前の包丁人であり、仕事に厳しくも普段は温和な人柄から板場の皆から尊敬されている。しかし、その身体には刺青が刻まれてあり、服役経験のある前科持ちと過去の経歴に影を落としている。おどけた言動の多い一升庵の面子の中でも取り分け無口で真面目なキャラとしてのポジションを確保しているが、一升庵を訪れた江崎の彼女や人気女優を覗きに行ったりと、時折お茶目な一面も見せる。
留吉(とめきち)
高校を中退して一升庵の板場で二番板として働いている。ぶっきらぼうで喧嘩っ早いが上下関係には厳しく、目上の立場の人間にはしっかりと従っている。すぐに下ネタを連発するので女性陣からは距離をおかれており、それ故に女性にモテた事が無い喪男。他人の恋愛話を聞くと冷たくあしらい、逆に失恋話を聞くと優しくなったりと感情の起伏が激しい人物である。・・・が。プロポーズをするために買った花束を、結婚のお祝いだと言って(その相手は丁度結婚報告の真っ最中であった)渡してのけた「男」でもある。
健太(けんた)
同じく板場要員。主に雑用担当の追い回しで板場では一番格下。背も低く童顔なので、周りからは「健坊」と呼ばれている。料理学校を卒業した後、修行の為に一升庵で勤めることとなり、その際に父親から貰った自分の銘入りの柳葉包丁を宝物にしている。お調子者でおしゃべりな性格で、留吉とはよく子供っぽい喧嘩をしている。
浅井シズ(あさい しず)
仲居達を束ねる仲居頭。おせんが生まれる前から一升庵に勤めており、現役の従業員の中ではもっとも古株である。そのため、周囲の人間関係に何かと詳しい。昔はかなりの美人だったのだが今ではその面影は無く、頭身すら変わっている。江崎曰く「どこか異次元の穴に落っこちた」らしい。千代とは付き合いが長いので、「シズさん」と彼女に敬称付けで呼ばれる数少ない人物である。
玉ちゃん(たまちゃん)
一升庵の仲居の一人。実家は有名作家も贔屓にしている鳥料理の名店、「玉よし」。家族想いな性格で、突然に亡くなった父親の事を想い起こして涙したり、夜を徹して料理に取り組む兄を心配していた。「玉ちゃん」とは皆から呼ばれるあだ名なのだが、フルネームでなんという名前なのかは今のところ不明である。
テル子(てるこ)
一升庵の仲居の一人。実家は農家で米を栽培しており、野良着を着て手伝いをしている時は口調もお国言葉に戻ってしまう。彼女が藁を用いて炊くごはんは絶品である。
冬子(ふゆこ)
一升庵でお燗番(日本酒などをお燗する役目)として働いている、きくち正太の作品によく出てくるタイプのメガネの女性。実家は新潟にある日本酒の蔵元。千代曰く、一升庵の金づるならぬ「酒づる」。
[編集] 珍品堂
珍品堂(本名不祥・ちんぴんどう)
日本の古陶器を中心に扱う古美術商で一升庵の馴染み。朴訥な性分でぶっきらぼう、江崎のことはモノを知らない若造だとみなしているが、基本的に問われれば言葉少なに真髄を語るため、江崎が美術品に対する知識を得る上で重要な立場にいる。知る人ぞ知る古陶器の専門家で美術館や学者が真贋に困る古陶器の鑑定も任されるほどの一流だが、おせんの陶器に対する審美眼を高く買っている。バツイチで普段は男の寡暮らしだが、一升庵で仲居の尻をなでるなど存外軟派な一面がある。子ども時代のトラウマからタコが苦手。
戎 真子(えびす まこ)
珍品堂に弟子入りした珍品堂店主の修業時代の馴染みの娘。他人の住居などを一瞥しただけで当人の好みを見出す天才的な才能を持つが、自身の好みが存在していない。江崎の何気ない振る舞いに自分にはない美を楽しむ価値観を見出し、またその真面目で優しい性格にふれ惚れる。マイペースで一途な性格から周囲を振り回すこともしばしば。
[編集] 日吉組
親分
日吉組の親分で気風の良さは天下一品で一升庵の馴染み。現在では妻も他界し娘も大きく育って好々爺暮らしだが、かつての男っぷりは健在で、地域の尊敬を集めている。
純(じゅん)
鳶職人集団の若頭。気風がよくまっすぐだが、おせんへ崇拝に近い感情を抱いており、過去にストーカー騒動があった際には、とっ捕まえたストーカーの尻めがけ鳶口(材木を引っ掛けるための道具)を打ち下ろしたという恐ろしげな武勇伝がある。乱暴な性分だが、根は優しい。作中で結婚した妻である富子のことは「ブス」と呼ぶが威勢の良さを惚れ抜いており、口べたが災いして喧嘩をしても仲直りしたくて気をもむこともしばしば。
[編集] その他
原口(はらぐち)
グルメ天国という雑誌の編集長で一升庵の馴染み。貧乏の子だくさんな家庭に育った貧しい少年時代の反動から食道楽の大食をしていたが、不摂生が祟って糖尿病を患う。おせんの働きかけもあって低カロリーの美食に開眼、健康を回復すると共に健康食としての伝統的な美食にも注目する。
君香(きみかねえさん)
美貌の三味線の師匠だが、男運がない。酒乱で酒が入ると暴れることがあり、地元からは「地獄の君香姉さん」と呼ばれ恐れられている。しかし芸事の腕は確かで、その歌は聴く者を魅了する。過去に清二とのロマンスがあったが、脛に傷を持つ清二が身を引いてしまったのが荒れた原因の模様。
[編集] キャスト
半田 仙:蒼井優
江崎 ヨシ夫:内博貴
藤城 清二:杉本哲太
竹田 留吉:向井理
鈴木 テル子:鈴木蘭々
久保田 冬子:工藤里紗
脇坂 玉子:森田彩華
長谷川 健太:奥村知史
林 隆史:宅間孝行
珍品堂さん:渡辺いっけい
浅井 シズ:余貴美子
半田 千代:由紀さおり
木下 秀雄:松方弘樹
[編集] 楽曲
主題歌:Micro「踊れ」
エンディングテーマ:タッキー&翼「恋詩 -コイウタ-」
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