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“島”での出来事から遠くない、未来のLA。暴走するスポーツカーがパトカーの群れに追われ、事故を起こしてドライバーは逮捕される。運転していたのはハーリーだ。ハーリーはかつて居た心を病んだ患者の施設に再び入れられる。ある時ジャックの訪問を受けるが、島から帰った他の生存者たちのため、ある“秘密”について語るなとだけ言って、ジャックは施設を後にしてしまう。
最終的に島を脱出できた者は、ジャック、ケイト、ハーリー以外もいるのか?
過去に戻って“島”では、《ルッキング・グラス》から生還した仲間が生存者たちに、貨物船はペニーの船ではないという警告を伝える。人々は何が何でも島から脱出すると決めたジャックたちと、救助を受け入れるなと主張するベンやロックの2派に分かれる。やがて島に近づいてくる1機のヘリコプター。 だがヘリに乗っていたのは、いずれも怪しい顔ぶれ。彼らの真の目的は何か。そして、正しい判断をしたのは、はたして2派のどちらか。両者は対立を深めていくのか……。
概要
製作・監督・脚本は、テレビドラマ『エイリアス』等を手掛けたJ・J・エイブラムス。2004年9月に放映されたパイロット版(前後編)は、約16億円という破格の制作費が使われ、プロデューサーが解雇されたことも話題になった。プロデューサーの言によると、映画『キャスト・アウェイ』とリアリティゲーム番組『サバイバー』、複数のストーリーが並行して進む『ER』スタイルのストーリーテリングをヒントに製作されたようだ。
本国では、シーズン3が2006年10月4日21:00(東部夏時間)のプレミア放送を皮切りとして開始された。
日本では、東北新社製作の日本語吹き替え版が2005年10月よりCSチャンネルAXNで日本独占で放送を開始し、シーズン3はAXN Sunday Prime(日曜21:00 -)枠で字幕版を、吹替(二カ国語)版はDouble Prme Board枠(月曜22:55 -)で放送中(2007年6月現在)。2006年4月からはBS-iでも放送を開始した他、地上波深夜枠でもシーズン1が2007年1月から4月まで、シーズン2が2007年11月から放送されている。 そして、2008年にはCSチャンネルAXNでシーズン4の日本独占初放送が決定されている。
特徴
メインのストーリーラインである島での日々を追いながら、登場人物の過去が随所に挿入される構成が特徴。各エピソード毎に1人または複数人の過去が少しずつ明かされ、各キャラクターの人物像が浮き彫りになると共に、島で初めて会ったはずの彼らの過去の繋がりが見え隠れする。なお、815便の墜落は、アメリカでの初回放送日である、2004年9月22日という設定になっている。
多数のキャラクターに各々別の問題が持ち上がり、それぞれのストーリーが同時進行する「多様性展開」と呼ばれる連続ドラマの手法は、1970年代『ダラス』に始まり、1990年代『ER緊急救命室』や『ツイン・ピークス』等ヒット作を生み出したが、本作もその列に並ぶ作品である。
1990年代の『Xファイル』を彷彿とさせるSF、オカルト的な要素を盛り込んだマニアックなストーリー構成は、アメリカではロスティ(Lostie)と呼ばれるカルト的なファンを獲得し、関連のファンクラブによるウェブサイトをはじめ一種のサブカルチャー現象を生んだ。
またプライムタイムTV番組としては珍しく宗教的なテーマが強いのも特徴で、特にキリスト教の贖罪(全てのキャラクターが墜落前の人生で何らかの罪を犯している)、島での洗礼儀式、奇跡(ローズの回復、ロックの体など)、受胎(男性不妊の妻の妊娠など)、神と運命の存在に関する議論、多くの聖書からの引用、などが扱われた。
シーズン1を「序章」、シーズン6を「終章」とし、シーズン2は「ハッチ」、シーズン3は「他のもの」、シーズン4は「救助隊」に焦点が当てられている。
ビジネス面でも革新的な試みがなされ、ABCとアップルコンピュータの提携により全てのドラマが放送翌日にiPodにダウンロードできるというサービスが有料で提供された。初年だけで800万以上のダウンロードを記録し、これは米ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」についで第2位。
撮影が行われているハワイ州オアフ島ドラマの撮影は屋内、屋外含めほぼ全てハワイ州オアフ島で行われている。撮影されたLOSTのテープはホノルル空港経由でアメリカ本土に届けられているが、ホノルル空港係員のミスにより通常は通さないX線検査に現像前のフィルムを通してしまい、結果フィルム画像が感光して消失し、再撮影になるというハプニングで30万ドルの被害が生じている。
「LOST」の第2シーズンに出演しているミシェル・ロドリゲス、シンシア・ワトロスが飲酒運転で逮捕された。同じくアドウェール・アキノエ=アグバエが、免許証なしで運転し、警察官の指示に従わなかったためハワイで逮捕された。留置場で6時間過ごした後、保釈金500ドルを支払い釈放。この他にスピード違反などで罰金を支払っているのはジョシュ・ハロウェイやドミニク・モナハンを含む6人。
過去10年のアメリカのテレビ人気番組は、『CSI』や『ローアンドオーダー』などの一話完結形式か『サバイバー』のようなリアリティー番組が主流であり、『LOST』のようなシリーズミステリーものがヒットしたのは米テレビ界に小さな革命をおこした。このため、2005年以降『INVASION』などの多くのシリーズもの番組が増加したが、多くはヒットせずに第1シーズンのみで打ち切りとなっている。
一般にシリーズものは長期間における視聴率維持が難しいといわれ(例えば90年代の『ツイン・ピークス』は視聴率低下より第2シーズンで打ち切られた。これと比べ『CSI』は第5シーズンまでほぼ一定した視聴率を維持)、『LOST』も例外でなく視聴率トップ10以内をキープしつつも、第2シーズンは第1シーズンより平均視聴率400万人減となった。第3シーズンでは中盤から視聴率の低下が顕著で、シリーズ最低の数字を記録し、打ち切りが囁かれ始めるまでになった[1]。2007年1月にプロデューサーは、「シリーズの超長期化によるストーリーの遅延と視聴率低迷を避けるため、第5シーズンを目処に終了する」と発表したが、米ABCとの話し合いの結果、2010年に第6シーズンで終了することで合意した
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