HERO(ヒーロー)は、フジテレビ系列月9枠で、2001年1月8日〜3月19日に放送された連続テレビドラマ。
木村拓哉と松たか子の『ラブジェネレーション』以来の共演作でもある。
放送時間は毎週月曜日21:00〜21:54(JST、第1話は21:00〜22:09、最終回は21:00〜22:19)。全11話。
2006年7月3日には、終了後5年ぶりに特別編(単発ドラマ)が放送された。放送時間は21:00〜23:18。ハイビジョン制作。また2007年9月8日の映画版公開にあわせて、同年8月〜9月にかけて「チャンネルα」枠で本編の再放送が(ちなみに、本編の再々放送が2007年10月15日から「チャンネルα」枠で行われる、その他のフジテレビ系列局でも順次再々放送が開始される)、同年9月23日にはドラマレジェンドスペシャルにてこの特別編の完全版(編集により映像追加)が放送された。映画版については『HERO (2007年の映画)』を参照のこと。
内容
型破りで正義感の強い検事(演:木村拓哉)と、一見生真面目だがどこかとぼけたところのある検察事務官(演:松たか子)のコンビの捜査活動を、同僚検事たちの巻き起こすコメディを交えて描く。
[編集] 記録的視聴率
主役の木村拓哉演じる型破りな検事が真実を追う姿は、多くの人々の共感を呼び、視聴率が全話30%超(関東地区)を記録した。これは当時の大ヒットドラマとされた。フジテレビ連続ドラマ平均視聴率第1位、最高視聴率第2位。民放ドラマ平均視聴率第2位の記録を有する(2006年5月現在)。(関西地区では30%に達しなかった) 木村拓哉の結婚後の初の連続ドラマだったが高視聴率を巻き起こした。
受賞
第38回ギャラクシー選奨
第26回エランドール賞(作品部門、プロデューサー部門)
テレビライフ(学研)ドラマ大賞
第28回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 (最優秀作品賞、主演男優賞、主題歌賞、ベストドレッサー賞、監督賞、キャスティング賞)
[編集] 連続ドラマ
[編集] 主要登場人物
久利生のダウンパーカーと靴久利生公平 - 木村拓哉(SMAP)
27歳。ラフなジーンズにダウンパーカー姿の型破りな検察官(検事)。
秋霜烈日章(本来はスーツの襟元に着ける)は、普段はジーンズのポケットにしまい、検察官の身分を示す際(事情聴取や容疑者に処分を言い渡すなど)にだけ、ポケットから出して提示する。
中学の時から無類の通販グッズオタクで、通販で購入した運動グッズで体を鍛えている。石垣島に赴任してから釣りにも興じるようになった。
最終学歴は中卒。高校中退後大検を経て司法試験に合格、希望通り検事に任官した(本人曰く『司法試験ってね、受けてみるもんだよ』)。その経歴から、他の検事には無い独特の視点・洞察力を持ち、被害者の代弁者であり続けるという信念を胸に、多くの事件の真相を解き明かしていく。
従来の検事とは異なり、自らも現場に赴き捜査する行動派の検事。事件の大小にこだわらない考えを持ち、たとえ下着泥棒であろうと疑問に思ったことは時間をかけ納得するまで徹底的に調べ上げる。石垣島に赴任時は、スルメ泥棒を2週間掛けて捜査したというエピソードもある。頻繁に捜査に出かけるため、末次から「お出かけ好き」とも言われている。
雨宮とは検事と事務官という立場上共に行動することが多い。だが次第に異性として意識するようになり第5話で「真面目で堅い子好きになっちゃったりするんだよね」と暗に雨宮のことを指す台詞を発しており、司法修習生時代の同期の巽江里子からも「昔から好きになるのは自分とは真逆のタイプ」と雨宮のことを指摘されている。恋愛関係に発展することを匂わす場面も多々あり、最終話では雨宮とワールドカップを見に行く約束をし、雨宮自らが久利生を訪ね石垣島に赴いたりするといった進展も見せている。だが映画版ではその後久利生がイカ泥棒の捜査に感けて雨宮をほったらかしにし、ワールドカップも互いの忙しさからたった1試合しか観れず、その後音沙汰が無いことが明らかにされている。
過去に友人を庇って起こした傷害事件で逮捕されたことがあり、その際黙秘を通していたが、不起訴処分を受けている。その事件を担当した沼田検事の「事件を徹底的に調べる」という姿勢が、検事を目指すきっかけとなり、その後の検事としての久利生のバックボーンとなっている。
最初の任地青森地検を経て、代議士の汚職事件で沸く東京地検城西支部[1]に異動。10話で榎本由起暴行事件の被疑者を不起訴にしたことを引き金に、外見や言動、過去の逮捕歴などがマスコミで非難報道され、最終話で那覇地検石垣支部に左遷された(表向きは、報道とは関係ない人事異動)。特別編では、札幌地検を経て山口地検虹ヶ浦支部[1]へと異動し、最後は再び東京地検城西支部へ戻る。
雨宮舞子 - 松たか子
24歳(1976年10月15日生まれ - 第6話より)。中村美鈴検事の担当事務官。異動してきた久利生の担当も自ら志願して掛持ちすることになる(美鈴から「二股」と揶揄される)。
自立したキャリア・ウーマンに憧れ、検察庁の内部試験による検事(副検事から検事となる道)を目指す。その事を江上に相談したことで、江上から恋愛感情と勘違いされたり、牛丸部長と検察上層部へ接待していた事で、部長との不倫疑惑を持たれる。
当初は有能なやり手と想像していた久利生に対し、中卒というだけで能力に疑問を持つなど、社会的地位や世間体に重きを置く傾向にあったが、久利生と数々の事件に携わっていくうちに男性として意識するようになる。
性格は極めて生真面目で、いつも自由奔放な久利生に振り回されている。だが第6話では久利生に影響されてか、通販で「見るからに怪しげな」ペンダントを購入している。学生時代には少林寺拳法をやっており、曰く『2級』(DVを受けた被害者を少林寺拳法に誘う場面も)。K-1が大好きな格闘技ファン。
中村美鈴 - 大塚寧々
30歳。「被疑者をいじめること」にやりがいを見出す女性検事。美人で普段は猫を被っているが、性格は相当にキツい。同僚の芝山検事と不倫中。
料理は下手で、リンゴの皮がうまく剥けず実を削り落としてしまい、剥いたリンゴを芝山に「耳」扱いされたことがある。久利生には好意的。
芝山 貢 - 阿部寛
36歳。密かにタレント弁護士への転身を考えている検事。第4話で大手弁護士事務所からヘッドハンティングの話を持ちかけられるが、最終的に検事続行を決意する。
既婚だが中村検事と関係を持っている。娘から電話が掛かってくると「パパでちゅよ〜☆」と語りかけるのが特徴。遠藤には「無駄にでかい」と言われる。実は、主任検事である。
遠藤賢司 - 八嶋智人
25歳。芝山検事の担当事務官。検察内部の情報(主にゴシップネタ)に詳しく、芝山には情報屋のように思われている節があるが、非常に口が軽い。
プライベートでは合コンに明け暮れているが、その際には「東京地検の遠藤検事」と名乗っている(本名が「賢司」なので嘘にはならない)。芝山からは「小さいの」と呼ばれ、芝山の足をよく踏む。
江上達夫 - 勝村政信
32歳。東大卒のエリート検事。「エース」と呼ばれることを本人は気にいっているが、周りから上手く操られている感も。
雨宮事務官に好意を寄せるが、いつもカラ回り。八つ当たりの矛先は事務官の末次であるが、その末次からは影で「世間知らずなお坊ちゃん」と揶揄される。
ピエロ役となることが多いが、検事としては非常に有能で、その功績からフランス大使館でのパーティ招待状を得ている。
末次隆之 - 小日向文世
40歳。江上検事の担当事務官。牛丸部長曰く「若い人には無い味がある」ベテラン事務官。美鈴に好意を寄せているようだが、当の本人からは「セクハラで訴えてやろうかしら」と嫌がられている。
江上の機嫌次第で、理不尽な内容、分量の仕事を突然言いつけられる。趣味は社交ダンスで、江上から「ダンサー」と呼ばれる。妻には逃げられ済み。
牛丸豊 - 角野卓造
50歳。検事。城西支部刑事部長。久利生の直属の上司。元々個性豊かで曲者揃いの城西支部にあって、異色検事の久利生まで加わり胃腸薬を手放せない。
保身大事の官僚的な検事だが、根は熱い心を持つ男。糖尿病の疑いがあると医者に脅されている。
鍋島利光 - 児玉清
61歳。東京地検の次席検事。久利生が検事を目指すきっかけとなった沼田検事と同期で、久利生の東京地検異動に関与したと思われる台詞があるが、明確では無い。久利生に大幅な信頼を寄せている。
マスコミ報道によって異動が決まった久利生を、最後まで庇おうとしていた。
[編集] 検察以外のレギュラー
バーテンダー - 田中要次
東京地検城西支部の検事・事務官達が行きつけの、バー「St.George's Tavern」のバーテンダー。どんな注文(たとえそれが『寿司』でも)を受けようとも「あるよ」の台詞でお馴染み。バーのテレビにはいつも通販番組が流れており、彼自身も通販好きな様子(手が空いてる時にはテレビを眺めている)。同一人物かどうかは不明なものの特別編にも(虹ヶ浦にある居酒屋の店員として)登場し、お決まりの「あるよ」を披露してくれたが、ついに「ないよ!」というセリフを言ったことはファンにとっては衝撃的であった。なお、鍋島次席検事とは古くからの知り合いのようだ。
井戸秀二 - 正名僕蔵
何となく頼りなさげな守衛さん。城西支部襲撃事件でもピザ店員に扮装した犯人を確認もせずに通してしまい、制止も確保も出来ず逃走を許してしまった。しかし、夜遅くまで判例を調べる久利生が仕事に集中できるよう、片付けを手伝うといった一面も。
大塚巡査 - おかやまはじめ
第1話で久利生が担当した下着泥棒の事件に登場。久利生のおかげで、本人曰く「初めて犯人を逮捕」することとなる。その後の回にもたびたび登場し、久利生の部屋に泊まった雨宮の警護のため、一晩中ドアの外で立哨したこともある。
通販番組のナレーション - 矢沢亮介 阪井あかね
久利生やバー「St.George's Tavern」のバーテンダーが良く見ている通販番組の吹き替えナレーター。
[編集] 特別編
終了直後から続編を求める声が寄せられていたが、木村拓哉自身が主演作の続編を敬遠したとも言われており、実現していなかった。また、韓国、台湾、香港、シンガポールなどアジア各国からリメーク権獲得依頼が殺到したが、制作側は、「主人公の久利生検事役は木村拓哉以外にはあり得ない」として断り続けてきたといい、半ば伝説化していたが、2006年7月3日に単発ドラマとして5年ぶりに復活した。
特別編は、久利生検事が本編で転勤した石垣島から北海道を経て、山口県の海沿いの企業城下町・虹ヶ浦にある山口地検虹ヶ浦支部に赴任し、そこで起こった殺人事件を担当することを主軸に描かれている。なお、山口県には虹ヶ浦という地名は実在せず(光市に「虹ヶ浜」という地名はあるが関連はない)、主なロケは山口県下関市豊北町の角島を中心に行われた(一部山口県萩市や千葉県南房総市などで収録されたシーンもある)。
ちなみに、演出面を重視したために実際の山口県の状況と異なる設定もいくつか見られ、劇中に出てきた“あごま”(異臭を放ついしがき鯛の肝漬けの燻製)も架空のものであり、ラスト近くで久利生が東京に戻る際に駅から列車に乗るシーンでは、山口県では当時すでに走行していなかった国鉄色のキハ58系・キハ65系が登場している。
出演陣は久利生検事以外のほぼ全員が特別編だけのオリジナルキャストであり、本編のレギュラーメンバー達はほんの数分しか登場していない。また、レギュラー時代の主題歌である「Can You Keep A Secret?」も劇中では使用されず(映画版でも使用されていない)、服部隆之作曲のオープニングテーマ曲(これはレギュラー時と同じ)をバックにしたエンドロール(前半部分)であった。
なお、特別編のラストで、久利生が古巣の東京地検城西支部へ戻ったという設定は、放送当時から何らかの形での続編の存在を窺わせるものであり、実際に映画版の前触れとなっていると共に、特別編のストーリーが映画版での伏線の一つとなっている。
2007年9月23日には映画版公開にあわせてドラマレジェンドスペシャルにて完全版(編集により映像追加)が放送された。
[編集] ストーリー
鴨井産業の発展に支えられ、海が綺麗なところが特徴の山口県虹ヶ浦。そんな平和な町に殺人事件が発生、石垣島から札幌を経て虹ヶ浦支部に赴任した久利生は犯人と間違えられ留置所に入れられるという災難に遭ってしまう。まもなく虹ヶ浦支部に殺人事件の犯人逮捕の知らせが届く。だが被疑者として逮捕されたのは鴨井産業専務・滝田明彦。町一番の人格者の逮捕に衝撃を受ける虹ヶ浦支部の面々。嘘であってほしいと願う気持ちも空しく滝田は罪を認める。だが滝田の供述に不可解な点を感じた久利生は鴨井産業の家宅捜索に踏み切ることに。
久利生のやり方に戸惑い、虹ヶ浦の住民の反感と敵意を受けながら捜査を進める虹ヶ浦支部の面々。そして捜査の範囲は東京にも広がり、やがて久利生達は滝田が隠し通そうとした真実に辿り着いた……
[編集] 出演者
久利生公平 - 木村拓哉
今回11年ぶりに殺人事件が起こった山口県のある町で真相を突き止める。
津軽保 - 堤真一
虹ヶ浦支部での久利生の担当事務官。久利生が赴任するまではりり子の担当事務官だった。仕事は正確にこなすが、無気力で無愛想なため変わり者扱いを受けている。久利生と共に行動し振り回されるがやがて理解を深める。同じスーツを5枚ぐらい持っているらしい。
泉谷りり子 - 綾瀬はるか
東京へ強い憧れを持っている新米検事。子供の頃は悪を倒すヒロインものが好きで、正義感も強かった。東京で仕事をしたことのある久利生に興味を抱き、当初久利生のラフな服装を見てその憧れの強さ故に「クール・ビズ」とズレた解釈をしている。田舎での仕事を嫌い東京でかっこよく仕事をしたいと思っていたが久利生と関わり考え方を変えていく。久利生からは根性と向上心はあると評されている。
小森拓郎 - ベンガル
虹ヶ浦支部の事務官。
村上健太郎 - 鈴木浩介
りり子の担当事務官。皮肉屋な性格で主にりり子のツッコミ役。
寺本篤史 - 鈴木拓(ドランクドラゴン)
警官。死体の発見者。久利生にニワトリを二羽同時に掴むやり方を教える。
嶋村めぐみ - 根岸季衣
養鶏場を営む女性。鶏冠で鶏の見分けがつく。鶏泥棒に鶏を盗まれた。
大藪正博 - 石橋蓮司
地元選出の代議士花岡の秘書。
巽江里子 - 飯島直子
久利生の司法修習生時代の友人で弁護士。久利生に頼まれ、東京へ捜査へ向かったりり子の案内役を任される。
矢島 - 六平直政
虹ヶ浦警察署の刑事。久利生逮捕の際に陣頭指揮を執っていた。
居酒屋の店主 - 村松利史
虹ヶ浦支部の面々行きつけの居酒屋の店主。虹ヶ浦支部の面々にも好意的に接していたが滝田送検後は一変して敵意を表すようになる。
秋月伶子 - 吉野公佳
鴨井産業社長の不倫相手。
鴨井正樹 - 利重剛
鴨井産業の先代社長の息子で現鴨井産業の社長。先代社長や専務の滝田と違って苦労知らずな面があり、いまだガードが甘いところがある。
三ノ宮隆史 - 坂田聡
殺人事件の被害者。職業はフリーター。警備員のアルバイトなどもしているが、「緑川祐司」名義で週刊誌などのフリーライターとして活動している。
実話パラダイスの関係者 - 大高洋夫
殺人事件で殺された三宮が持っていた緑川の名刺に記されていた雑誌社の編集者。緑川の消息を求めて東京に捜査にきたりり子に、三宮と緑川が同一人物だと教える。
鶏泥棒 - 佐藤二朗
鶏泥棒の常連として度々送検されている模様。鶏を2羽ではなく1羽しか盗んでいないと主張する。
西山吾一 - 塩見三省
虹ヶ浦支部の支部長。
古越ひろ子 - 手塚理美
釣り宿の女将。滝田とは小学校からの同級生。
滝田明彦 - 中井貴一
鴨井産業の専務。妻を10年前に癌で亡くしている。母子家庭に育ち、交通事故に遭い働けなくなった母親を雇ってくれた鴨井産業先代社長に恩義を感じ、鴨井産業に忠誠を尽くすようになる。謙虚な性格で、虹ヶ浦の住人から多大な人望を集める人格者だが殺人事件の容疑者として送検される。
[編集] ゲスト(レギュラーメンバー)
雨宮舞子 - 松たか子
中村美鈴 - 大塚寧々
芝山貢 - 阿部寛
江上達夫 - 勝村政信
末次隆之 - 小日向文世
遠藤賢司 - 八嶋智人
牛丸豊 - 角野卓造
5年前、久利生の同僚だった東京地検城西支部の検事と事務官の面々。
鍋島利光 - 児玉清
東京地検次席検事。特捜の花岡の贈収賄疑惑の捜査失敗が話題となる中、久利生を城西支部に呼び戻すことを決断する。
井戸秀二 - 正名僕蔵
城西支部の庁舎守衛。居眠り癖は連続ドラマ版のときと変わらず。
居酒屋の店員 - 田中要次
バー「St.George's Tavern」のバーテンダーと瓜二つの店員。映画版で明かされるが、久利生はバーテンダーの双子の兄弟だと思っている。
通販番組のナレーション - 佐藤朝問・山岸功・茂呂田かおる
通販番組の吹き替えナレーター。
[編集] スタッフ
脚本:福田靖
音楽:服部隆之
企画:石原隆、和田行
プロデュース:鈴木吉弘、牧野正
協力プロデュース:菊地裕幸
演出:澤田鎌作
[編集] 小道具の人気
木村拓哉が着用していたA BATHING APEのダウンジャケットが大ブレイクし、プレミアが付くほどの人気アイテムとなった。これ以来、木村拓哉がドラマで着用する洋服は常に注目されるようになった。久利生検事がハマる通販グッズにも注目が集まった。
[編集] 登場した通販グッズ
マーメイドスリム(第1話) - 腰と足の部分が、横移動するダイエット器具。
ボディーブレード(第1話) - 手で揺らす、棒状の運動器具。
ジョーバ (SP) - 乗馬のように跨って座る運動器具。
[編集] ロケ地
タイトルバックの公園:辰巳の森緑道公園
裁判所:明治生命本社ビル
東京地方検察庁城西支部:丸の内八重洲ビルディング
東京中央スタジアム(最終回):駒場スタジアム(さいたま市浦和区)
山口地方検察庁虹ヶ浦支部(特別編):千葉県富津市水道部
つり宿とつりをしていた堤防(特別編):千葉県南房総市富浦町
秋葉原(特別編):マクドナルド末広町店前付近
[編集] 検事と検察庁と法曹界
劇中では検事と警察の確執や助け合いなども良く描かれている。舞台の地検はおそらく区検を模倣したと思われる。劇中では刑事部が支部の内部組織ということになっているが、実際は本庁内の部署である。
検事の捜査権限は警察(刑事など)よりも遥かに大きく、刑事訴追(公判請求)する権限は検察官の専権事項(起訴独占主義)であり、国家権力の執行者といえば警察よりむしろ検察である。また、検事は単独でその権限を行使できる、強大な権力を与えられている。そのため、警察の捜査員を見下している検察官が存在するのは事実であり、劇中でも鋭く描かれている。その中で、久利生検事は刑事さながらの行動派な検事として自ら現場の捜査も行い、その様は法曹界における型破りな検事像である。しかし、実際は検事が事件ひとつひとつを警察のようには捜査しない。検事は捜査権を持ってはいるが、それを行使するのは極めて例外的な刑事事件や重大事件に限定されているので、現実には痴漢や強盗などでは実地捜査まではしない。
また、検察においても警察のように事件に等級を付けるのだが、警察では殺人や強姦・強盗などは無論重大事件として扱うが、検察では大きな事件といえば政治事件や経済事件、暴動事件など大多数の人間が絡むものや、政界を揺るがす大スキャンダルなどである。また、殺人事件や過失致死事件などの人を死に至らしめる犯罪に関する事件のなかでも過失致死より意図的に2人以上殺した凶悪事件のほうが大きく扱われる。普通、警察は政治事件に首を突っ込めないので、専ら検察の独壇場となるのだが、それ以外の事件では警察の捜査領域とぶつかったりするので確執が生まれやすいが、時には助け合うこともあり、戦友としてお互い尊重しあっている所もある。
検事というのは基本的に司法試験に合格したキャリアで、裁判官や弁護士と共に法曹資格者である。その為、いわゆる警察などにあるノンキャリアとキャリアの確執はないのだが、法曹資格者である検事と国家公務員である事務官の確執は少なからず存在している。また作中の雨宮が志向しているように内部試験により副検事となり、更に内部試験により検事に昇進する道筋がある。ただ内部試験で昇格した検事は非常に少なく、一般の検事とは区別され「特任検事」と呼ばれる(副検事・特任検事共に法曹資格は無いので、退官後に弁護士になることは出来なかったが、平成16年の法改正により特任検事は在職5年以上で弁護士になる道が開かれた)。
事務官も起訴権こそないが捜査権はあるので、警察でいえば刑事のような犯罪捜査も直接行う権限は持ち合わせており、逮捕権も持っている。また検察事務官の職務は幅広く、概ね事務局、検務、公判担当、捜査担当、立会事務官等に分かれ、作中に登場する検事を補佐するのは立会事務官である。
ちなみに劇中では「地検特捜部」の検事があたかも「本庁所属のエリート」といった趣で描かれていたが、検察庁は警察の警視庁とは違い、刑事部も特捜部も検察庁本庁の組織で、どちらの検事も地検本庁所属なので、どちらが上でどちらが下という優劣はなく、特捜部も刑事部も地検の中では同等の一部署である。特捜部の検事が花形と思われているのは、単にマスコミに顔を出す機会が多いからであって、刑事部も検察庁の一部として同等の役割は果たしている。 また検事の数は常に不足しており、地方の小さな地検支部には検事が居らず、副検事が代行していることが多い。
[編集] 放送日・サブタイトル・視聴率
サブタイトルは新聞の番組欄のもので、映像では「第1話」などと表記される。
各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率
第1話 2001年1月8日 最悪の出会い 大竹研 鈴木雅之 33.4%
第2話 2001年1月15日 帰れないふたり 福田靖 32.7%
第3話 2001年1月22日 恋という名の犯罪 平野眞 30.8%
第4話 2001年1月29日 彼に教わったこと 鈴木雅之 30.7%
第5話 2001年2月5日 二人きりの夜 秦建日子 平野眞 34.9%
第6話 2001年2月12日 彼女の一番大切なモノ 福田靖 澤田鎌作 36.1%
第7話 2001年2月19日 君に会えてよかった 鈴木雅之 34.5%
第8話 2001年2月26日 過去を知る女 田辺満 加門幾生 36.8%
第9話 2001年3月5日 俺がずっとそばにいる 福田靖 鈴木雅之 34.4%
第10話 2001年3月12日 別れの予感 田辺満 澤田鎌作 35.1%
最終話 2001年3月19日 最後の事件 福田靖 鈴木雅之 36.8%
特別編 2006年7月3日 今夜復活!! 美しい海の町の怪事件に伝説の検事が挑む 澤田鎌作 30.9%
数字は関東地区の視聴率(ビデオリサーチ調べ)
中文名称:律政英雄
英文名称:HERO
别名:英雄
版本:11集全/木村拓哉.松隆子/史上平均收视(34.3%)最高日剧
【剧情介绍】:
久利生公平(木村拓哉饰)原本是个中三程度的不良少年,阴差阳错竟让他通过了司法部的考试,成为合格的检察官。虽然身居要职,但他仍然改不了以往的坏习惯,经常穿着牛仔裤和皮褛,不按规章制度独自一人办事,因此常跟身旁那些重视升职机会的同事们发生摩擦。而故事就从他被调往东京地检城西支部的刑事部工作开始。
新部门中有一位叫雨宫舞子(松隆子饰)的女事务官,她一直希望自己有朝一日能成为副检察官,所以平日里对上司言听计从,是那种典型的以事业为重的女性。原本她在听说会有一位优秀的检察官调入自己部门而高兴但当看到不修边幅的久利生,尤其是他破天荒似的办案方式让舞子大吃一惊,与失望之余与他发生了许多冲突。
其它的检察官如与上司有婚外情的中村美铃(大冢宁宁饰)、主任检察官芝山贡(阿部宽饰)等都对久利生那种凡事不分大小事件热心搜查,追根究底的办案方式和他那一身随便的衣着非常看不惯,唯独新部门中的次席检察官锅岛利光(儿玉清饰)对他强烈的正义感非常欣赏。至于久利生当然也和新部门中这些按习惯办事,重视出身和升迁的同事们合不拢。