★★装甲騎兵ボトムズ★★ アニメ動画
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アストラギウス銀河を二分するギルガメスとバララントの陣営は互いに軍を形成し、もはや開戦の理由など誰もわからなくなった銀河規模の戦争を100年間継続していた。その百年戦争の末期、ギルガメス軍の一兵士だった主人公「キリコ・キュービィ」は、味方の基地を強襲するという不可解な作戦に参加させられる。その作戦中にキリコは「素体」と呼ばれるギルガメス軍最高機密を目にしたため軍から追われる身となり、町から町へ、星から星へと幾多の「戦場」を放浪する。その逃走と戦いのなか、その陰謀の闇を突きとめ、やがては自身の出生にかかわる更なる謎の核心に迫っていく。
「ボトムズ」という名称について
「ボトムズ」(VOTOMS)という名称は、ATの正式名称・Vertical One-man Tank for Offence & Maneuver(攻撃と機動のための直立一人乗り戦車)の複数形(-S)とされる(プラモデルの組立説明書の記述より)。
また同時に、スラング的な意味を持ち、脆弱な装甲、発火しやすいポリマーリンゲル液、コストを下げるため切り捨てられた生存向上システム──人命よりも生産性を優先させたATはまさに鉄の棺桶とも言える代物だった。軍内部でも、搭乗者の生存率の低さから、AT乗り達は自ら乗り込むマシーンを自嘲気味に“ボトムズ=最低(bottom)の野郎ども”と呼ぶようになった。そのため軍が“こじつけ”的ダブルミーニングで名付けたと設定されている。
TVシリーズ序盤、主人公のモノローグあるいは予告編のナレーションにおいて、ATを「ボトムズ」と呼称(それとともにATパイロットは「ボトムズ乗り」と呼称)する回が数回あったが、その後まったく使われなくなった。
制作上の真相としては商標の関係で作品タイトルをBOTOMSにできなかった、といったところの様だ。
[編集] テレビシリーズ概要
テレビ版のストーリーは、治安警察と暴走族が牛耳る街「ウド」(第1話 - 第13話)、1960年代のベトナムやカンボジアを思わせる内戦地帯「クメン」(第14話 - 第27話)、砂漠の惑星「サンサ」(第29話 - 第39話)、キリコ出生の秘密が隠された惑星「クエント」(第41話 - 第52話)の4つのパートに分かれており、舞台が変わるごとに、市街戦・湿地戦・宇宙戦・砂漠戦など、様々なバリエーションの戦闘シーンを展開して楽しませる。
本放送中は放送時間枠などの問題もあり、平均視聴率は決して高いとはいえなかったが、AT・スコープドッグを始めとした玩具・プラモ関連のセールスが(前作ほどではなかったにせよ)好調であったため、打ち切られることなく4クールの放映を完了した。
[編集] シリーズ概要(TVシリーズ終了後)
TVシリーズで描かれなかった空白期や、過去の物語が3本のオリジナルビデオアニメ(OVA)としてリリースされ、好セールスを記録した。この人気を受け、外伝的作品『青の騎士ベルゼルガ物語』(小説)、『機甲猟兵メロウリンク』(OVA)が生まれた。さらに1994年には本編の32年後を舞台とする続編『装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』(OVA)がリリースされた。
2006年、模型雑誌で連載中の「装甲騎兵ボトムズ・コマンドフォークト」と連動したトークショーにおいて、高橋良輔監督によるボトムズ新作アニメを制作する事を発表、翌2007年2月のワンダーフェスティバル 2007では仮称題名を『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』としキャラクターやATのビジュアルを公開、夏頃の作品開始を予定し進行中との情報が告知された。スタッフも当時のスタッフの殆どが集結している(一時WOWOWスクランブル枠での放送との噂も流れたが、OVAとして発売という形が取られておりTV放送は行わないようである)。OVAの『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』とテレビ本編の空白期間を舞台として描かれる。2009年には『ペールゼン・ファイルズ劇場版』の公開が予定されている。
この新アニメシリーズとは別に「日経エンタテインメント!」誌で高橋良輔が小説版ボトムズ・『孤影再び』を連載(「日経キャラクターズ!」誌からの移動)。『赫奕たる異端』の後の時代の物語で、第14回では、ペールゼン・ファイルズについて触れられており、メルキア情報相次官フェドク・ウオッカムの名が出てくる。
同じように1980年代から長く続く『機動戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』といったシリーズは、続編によってその都度主人公とメカ、それらが存在する時代や世界情勢などが目まぐるしく変わるため、ある意味で長期的な歴史の年代記のようなかたちになっているが、『ボトムズ』シリーズは百年戦争終結前後を軸に描かれており、作品間の時間軸が密接している。そのためどのシリーズも基本的にメカや設定などの世界観が一貫しており、32年後の『赫奕たる異端』においても大きな変化はない(ただし『青の騎士ベルゼルガ物語』の3・4巻の展開は、高橋良輔による正式な続編である『赫奕たる異端』とは全く設定が異なっており、パラレルワールドのような形になっている)。
そのなかで珍しい例としては、アストラギウス銀河の300年後の様子を描いた高橋良輔による小説『Equal ガネシス』(未単行本化)が存在する。ここではアーマードトルーパーは「ロボトライブ」と呼ばれるアンドロイド兵士に取って代わられている。
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