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1999年7月、後にマクロスと名づけられる監察軍の宇宙戦艦が地球へ落下した。 この艦よりもたらされた様々なオーバーテクノロジーの奪い合いに端を発する争いは、やがて統合戦争と呼ばれる世界大戦に発展する。
『マクロス ゼロ』(MACROSS ZERO)は、2002年から2004年にかけて制作されたOVA。全5巻。 テレビアニメ『超時空要塞マクロス』の前史に当たる作品である。東京国際アニメフェア2004において優秀作品賞OVA部門を受賞した。
概要
マクロスシリーズ生誕20周年記念として制作されたのが本作である。地球がゼントラーディ軍と遭遇・開戦に至る1年前、2008年の南海の孤島を舞台に、現代文明と伝統文明の相克、人類創生の秘密が描かれる。
これまでのマクロス作品と異なり現実の年代に近い過去を舞台としているため、主人公の初期の乗機であるF-14や、Mig-29という現実世界に存在する戦闘機が登場する。これらに混じって可変戦闘機が登場するため、両者に違和感が生じない様なデザイン上の工夫が凝らされている。
1994年制作の『マクロスプラス』で一部のみ使用されていた3DCGは、本作ではほとんどのメカニック描写で使用されている。戦闘機のCGは他のアニメと違って非常に動きが馴染んでいるが、これはアニメーションがキーフレーム内を自動補間するのではなく、通常のアニメと同じように全てのモーションを手打ちしているためである。なお、劇中に登場するVF-0リアクティブアーマー仕様や水中用デストロイド、劇中終盤に登場するプロトタイプ・モンスターだけは手描き。
過去の河森正治作品の例にもれず本作でも自然との協調が唄われているが、これらの描写には、以前の作品である『地球少女アルジュナ』で開発された、生物を3DCGで描画するテクニックが随所に使用されている。このためなのか作品中にはアルジュナ自体の引用が見られる。
マクロス ゼロ 第一章「海と風と」 2002年12月21日発売
マクロス ゼロ 第二章「地上の星」 2003年05月23日発売
マクロス ゼロ 第三章「蒼き死闘」 2003年11月28日発売
マクロス ゼロ 第四章「密林」 2004年05月28日発売
マクロス ゼロ 最終章「鳥の人」 2004年10月22日発売
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